当社のポイントはココ

当社のポイントはココ

単店・日次の収支マネジメント

当社のマネジメントの基本は店舗ごとに日々行う収支の確認・共有・検証です。まずは毎日、各店の売上(収入)・経費・利益といった経営数字を的確に把握する。そのためのシステムも独自に開発しました。
特に、店長以上のマネジメント担当者は自店舗の経営状況をタイムリーにとらえ、そこから課題を見つけ出し、打ち手を考え、行動に移す。そのサイクルを日々回すことで、常に最善の経営が行われていくのです。また、この実践はスタッフの現場力と経営力を高め、人材育成にも極めて有効な手法だと考えています。

 

自律心をもった小さな組織

組織は大きくなればなるほど官僚主義に陥り、リスクを恐れ、事なかれ主義がはびこるようになります。それはスピーディな変化対応が不可欠な私たちのビジネスにおいては致命傷。だから当社では店長以下の各店舗を経営の基本単位としています。店舗数が増えていってもそれは変えない。各店できちんと自店の状況を把握し、スタッフ全員で問題を共有し、改善に当たる。そのことが、スタッフ全員が自律的に経営に参画する「自律心をもった組織」をつくり維持するために不可欠だと考えているからです。

考える現場

「考えろ」と何度言ったところで、人は考えられるようになりません。「気づき」があって初めて「思考」は動き出すのです。だから当社は「考える環境づくり」に注力します。その第一歩が「数字によるコミュニケーション」の実践です。数字の動きと現場の変化を重ねて見たとき、問題は初めて浮き彫りになります。「気づき」はそこで生まれます。「気づき」が「会話」を促し、「会話」は「共有」や「触発」を促します。そこから問題解決ためのアイデアが生まれ、課題解決なのためのスピーディな行動へとつながっていく。これからも当社は、一人ひとりのスタッフが率先して考える環境づくりを重視していきます。

高速P・D・C・A

計画(Plan)し、実行(Do)し、検証(Check)し、修正実行(Action)する…ビジネスの基本サイクルです。これを高速で回し続けることが、コンビニエンスストアチェーンのフランチャイジーとして持続成長していくための、つまり必勝のビジネスモデルを実現するための条件です。「高速P・D・C・A」を可能にするために、「“日々の収支マネジメント”を“考える力”を身につけた“小さな組織”で行う」という仕掛けがあります。それぞれが補完しあうことで、風土として「高速P・D・C・A」が根付いた企業にしていきたいと考えています。

見える化

日々の収支マネジメントの実践は、言い換えれば、当社の経営数字は誰からも見える状態にあるということです。売上も経費も利益も、各店だけでなく全社の状況もすべて、当社では誰もがタイムリーに見ることができます。無駄を排除したバックヤードには余分なものは一切ありません。つまり整理整頓された職場の状況も一目瞭然です。
一事が万事、実態を包み隠さずオープンにすることで、誰もがチェックできる状態が維持されます。スタッフ全員によるチェック体制の存在。これも「高速P・D・C・A」サイクルを回し続けるための一つの仕掛けです。